小学校に通う6.5% の生徒が発達障害があると言われています

発達障害とは運動、学習、言語または行動の分野などに障害ある症状です。これらの症状は発育する過程で始まり、日常生活に支障をきたすことがあったり、また多くは大人になってからもこれらの症状が続きます。

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発達障害のある子どもが直面する問題

発達障害のある子どもが直面する問題の1つとして、スポーツへの参加を断られることが挙げられます。障害によってスポーツのルールに従うことに困難であったり、組織的に行動することが難しかったり、また身体的な理由で運動への参加を断られたり、また発達がい児自身や親が遠慮して参加できないことが往々にあります。その結果として、発達障がい児は健常児に比べ、運動する機会が少なくなります。

特に勝敗を重要視するチームスポーツの場合、身体的能力に加え、指示に従うこと・注意を払うこと・コミュニケーション能力が求められます。そのため、発達障がい児はますますスポーツに参加する機会を失い、また他の子ども達と遊ぶ機会も少なくなってしまうのです。仲間はずれにされたり、断られたりすることで、発達障害の子ども達は恥ずかしさ・孤独・自尊心の低下・怒り・恐れ・不安といったネガティブな感情が生まれます。

発達障がい児の親が直面する問題

障がい児自身だけではなく、親も同じような感情を抱きます。自分の子どもが他の子どもとスポーツや公園で遊んでいる時に、「問題」を起こすことに対し、心苦さ・申し訳なさを感じ、子どもを積極的にスポーツに参加させることができません。

発達障がい児を対象としたスポーツイベントに参加したくとも、イベント会場に到着するまでの間、「迷惑」をかけてしまうため外出を遠慮する親子も多いのです。電車で男の子が大きな声で叫んだり、跳ねまわったりする光景を見た時に、それが発達障害によるものと理解する人は少ないでしょう。その子どもが健常児と全く変わらぬ見た目であれば、多くは親の育て方が悪いと思うのではないでしょうか。

ある報告書によれば、発達障がい児を持つ親の大きなストレスの原因は、彼/彼女達に対する社会的な態度と彼/彼女達の持つ問題への理解不足であると報告されています。

健常児のように運動したい、運動する機会を与えたくても、多くのバリア(障壁)があるのが現状です。

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発達障がい児とその家族のストレス要因

発達障がい児が成長してから直面する問題

注意欠陥・多動性障害 (ADHD) の症状を持つ人は、不安症やうつ病になる傾向が他よりも高いと言われます。また、一般に比べ、年齢が高くなるにつれアルコールや薬物の乱用、依存症などに罹りやすいと報告されています。

自閉スペクトラム症 (ADS) の症状は範囲が広く、ASDがあっても自分で生活し、学校に行き就職する人々もいます。彼/彼女達にASDがあると、誰も気づかないかもしれません。日常生活において苦手と感じることがあったり、友人を作ったり、人間関係の維持に難しさを感じることがあるかもしれませんが、ADSのある彼/彼女自身ですら気づかないかもしれません。

学習障害 (LD) を抱える人は、知恵遅れ・無能・怠け者といったレッテルを貼られるため、恥ずかしさを感じることが度々あります。愚鈍や無能といった内面に対するネガティブなレッテルは自己否定、自尊心の低下に繋がります。

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大人になって直面する問題

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発達障害のある子どもの親が、最も心配することは「子どもが大人になったらどうなるのだろう」ということです。発達障害の子どもと持つ親は、ストレスの度合いも期間も大きく、長期的なストレスは健康や生活、子どもを含めた家族間の関係、人間関係などに影響を与えます。

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