8.31.ダイアログ・イン・ザ・ダーク東京クローズ。私たちの新たな出発を応援ください! の詳細

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2017年8月31日、ダイアログ・イン・ザ・ダーク東京・外苑前会場をクローズする運びとなりました。 日本で初めての常設会場として2009年3月にオープンして以来、実に15万人以上のお客様にご来場をいただきました。ダイアログ・イン・ザ・ダークの活動にご理解いただき応援してくださったお一人お一人に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 思い出のたくさん詰まった外苑前会場を失うことは悲しみではありますが、私たちは、新たなチャレンジとチャンスがきたと捉え直し、スタッフ一同、力を合わせて次の場に向かう旅立ちの準備をしています。 9月以降は、浅草橋の新拠点に移転をすることになりました。残念ながら一般開催には適さない場所ですので、当面は企業研修や商品・サービス開発、アテンドの養成に注力し、次への大きな飛躍に備えるために静かに地道に努力します。 外苑前会場の最後の日まで、そしてその先も。 新たな出発をするダイアログ・イン・ザ・ダークをぜひ応援ください。

「目以外の何かで、ものを見たことがありますか?」

暗闇の中の対話。
鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。
足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏みつぶす感触。
仲間の声、乾杯のグラスの音。
暗闇のあたたかさ。

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、暗闇のソーシャルエンターテインメントです。

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドにより、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、コミュニケーションの大切さ、人のあたたかさなどを思い出します。
www.dialoginthedark.com

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1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれたダイアログ・イン・ザ・ダークは、これまで世界39カ国以上で開催され、800万人を超える人々が体験。何千人もの視覚障がい者のアテンド、ファシリテーターを雇用してきました。

日本では、1999年11月の初開催以降、東京・外苑前の会場と、大阪「対話のある家」を中心に開催、これまで約19万人が体験しています。

「外苑前クローズにあたって」

ダイアログ・イン・ザ・ダーク外苑前会場をクローズする日が近づいています。
あと半月と少しで私たちはここから出発しなければなりません。

今から10数年前、私たちは必死になって会場を探していました。視覚障がい者に安定した雇用の場を確保すると心に決めたからです。

しかし照度ゼロの暗闇を作ること、そこで視覚障がい者が20名ほど働きますと伝えると、不動産会社は大きな不安を感じるのでしょう。結果的には貸していただける場は見つからないのです。

数年かけて探し、会場が決まった時は、うれしくてアテンド達と何回も乾杯をして朝まで飲みました。それが外苑前でした。

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都心の真ん中に場を設けたのには、いくつかの理由があります。
DIDは福祉のイベントではなく、エンターテインメントなのだとお客様に知っていただきたかったからです。またそれ以上にアテンド達に自分たちのすごさを認識してほしいと願っていました。知的でものの見方やとらえ方がユニーク。今までの生き方や考え方を暗闇の中に反映してほしかったからです。
会場をうんとお洒落にしよう。アテンド達のセンスが映えるように。外苑前はその願いをうまく実現させてくれました。

「ダイアログ・イン・ザ・ダークの今後について」

慣れ親しんだこの場を去らなければならない理由は悲しいものではありましたが、私たちは、そこに囚われるのではなく、志を高く持ち、前を向くことを選択したいと思うのです。

そこで私たちは、いつか今よりももっと発展した形で再出発しようと望みを高く持つことにしました。新しい場では、できればダイアログ・イン・ザ・ダークだけでなく、ダイアログ・イン・サイレンスやダイアログ・ウィズ・タイムを併せた対話のミュージアムを常設したい。しかし残念なことにミュージアムを今すぐに作れるような力を私たちは持ち合わせてはいません。

そこで、私たちは夢の実現の第一歩として今より小さな暗闇を作ることにします。浅草橋にある築30年のビルの三階。この建物のリノベーションコンセプトはアンダーコンストラクション(常に工事中)というコンセプトだそうです。街は昔からそこに暮らす人が多く人の情けを感じます。
9月以降は、この新拠点にうつって私たちは活動を続けていきます。

「新たな出発に向けて。ご支援をよろしくお願いします」

けれどもここは小さな場です。残念ながら一般開催には適していません。
そこで研修をメインに運営します。企業向けの研修。またアテンドの豊かな感性と鋭い洞察力を活かした商品・サービス開発事業。そしてダイアログ・イン・ザ・ダークやダイアログ・イン・サイレンス、ダイアログ・ウィズ・タイムのアテンドの養成。次への大きな飛躍に備えるために静かに地道に努力します。来たるべき時を信じ準備をします。

8月31日、外苑前会場最終日は、私たちの出発をジャパンギビングを通し応援くださる皆様とご一緒に迎えたいと願っています。

私たちにあるものは、アテンドたちの能力と、世の中を明るく変革していきたいというイノベーティブな力。ミュージアム実現に向けて、どうかこれからもダイアロの活動をご支援ください。

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ファイナルバージョン「出発」をご体験されたお客様のメッセージより

ファイナルバージョン「出発」をご体験されたお客様のメッセージより

慣れ親しんだ大切な場を離れる時が来た
「出発」
そこは真っ暗な大海原
さぁ、旅に出よう!
コンパスの針は読めない
導かれる星もみえない
月の満ち欠けも知らない

でも、ほら!声が聞こえる
力強い励ましとそのぬくもり

勇気を出して進もう!
みえない新しい星を見つけるまで


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