名古屋で、親子向けのがん予防啓発ワークショップ開催~春休みの週末、170人の親子が参加~

 日本対がん協会は46日、愛知県健康づくり振興事業団と共に「おやこ健康サミットあいち がんに負けない社会を創るには」という親子向けワークショップを、名古屋市の「ポートメッセなごや」で開きました。春休みの週末とあって、約170人の家族連れが参加しました。

 このワークショップは、日本医学会が4年に1度の総会をポートメッセなごやで開くのに合わせて、開催しました。日本対がん協会は禁煙についてのミニセミナーを、愛知県健康づくり振興事業団はがん予防や食事と運動の大切さを訴えるミニセミナーを、それぞれ実施しました。

禁煙のミニセミナーでは、望月友美子・日本対がん協会参事が、タバコを浸した「タバコ水」と真水では、カイワレ大根の育ち方がどう違うかを説明。真水では種子をまくと2日目に発芽し、45日目でどんどん成長するのに対し、タバコ水では4日目にようやく一部で発芽したものの、成長しなかったことを示しました。またタバコは、肺がんはもちろん胃がん、肝臓がんなど多くのがんの原因になり、まさに全身に悪影響を与えることを力説しました。

愛知県健康づくり振興事業団のセミナーでは、がんを防ぐには免疫力を弱めないことが大事ですと説き、禁煙、飲酒の節制、運動、バランスある食事、太りすぎない、やせすぎないことの大切さを話しました。「バランスの良い食事は『ごーや牛にく』と覚えましょう」と子どもたちに呼びかけ、「ご」はごはん・パンなど、「や」は野菜、「牛」は牛乳・乳製品など、「に」は肉・魚・卵など、「く」は果物だと説明しました。

会場には、がんによる死亡者数やがんの原因について示すパネルをはじめ、親世代がなりやすいがんの種類、愛知県のがん検診受診率を示すパネルなどが展示されていました。乳がんについてのクイズをしたり、触診モデルを使って乳房セルフチェックの大切さを訴えたりするコーナーもありました。

また、目を閉じてその場で50回足踏みしてもらい、足踏みの位置がどう変わっていくかを調べる「体のゆがみチェック」というコーナーもありました。前に移動しすぎると猫背の傾向、後ろに動きすぎると背中がそっている傾向があり、ぐるぐる回ってしまうと背骨のわん曲や筋肉のバランスが崩れている可能性、左に移動しすぎると左肩が下がっている可能性があるといいます。子どもだけでなく、母親たちも参加していました。