008 イタリア共和国

イタリア共和国のKIMONO完成

2015年6月23日(着物)、6月12日(帯)

着物の製作は、京都の染匠工房成謙。 ルネッサンスをテーマに、ルネッサンス建築のアーチをデザインのリードに用い、多くの大聖堂や協会のドーム天井やアイコンを取り入れて、フィレンツェの町並みや、ベニスの運河、アマルフィ海岸や、ダ・ビンチ村などの風景を、タッチを変えた手描き友禅で染め上げています。 そうすることで生まれる遠近間が見事です。 また、細かい金彩や刺繍も施すことで、物語を感じる作品に仕上がっています。 帯は、近代イタリアの代表的な産業である車のヘッドライトに注目し、フェラーリ、マセラティ、フィアットなどのヘッドライトからインスパイアしたデザインをクリスタルのように集め、日本の伝統的な亀甲の紋様にまとめながら、後ろから光が差すように金糸を用いて織り上げています。 地色は、イタリアンレッドを極限まで再現、「輝けるイタリアの未来」というコンセプトを見事に織り上げています。 龍村美術織物の作品です。 さらに、帯〆・帯揚げは、渡敬が特別にご協賛くださったイタリアントリコロールの別誂え品です。