• 支援額

    47,000

  • 支援数

    33

    ファンドレイザー

    0

  • 開始日時

    2017/05/12 15:00

    終了日時

    期限なし

  • 残り日数・時間

    期限なし

即時課金形式:All in

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寄付控除なし
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障がい・介護

動物

【障害者支援】補助犬を知っていますか 差別解消に向け理解を広げたい

Sさんは“右目が見えず、左目も視力は0・3だが視野に欠損がある。1、2年前、白杖を携え、地下鉄の車内で文字を拡大したスマートフォンを見ていると、向かいに座る若者の会話が聞こえてきた。「見えてるんじゃない?」「うそつきやん」”(2016年11月22日朝日新聞より) 実は、国内に約31万人(※1)いる視覚障害者の中で、全盲者は10%程度(※2)だと言われています。白杖を使用して歩行している人が、必ずしも全盲だとは限らないのです。 特定非営利活動法人日本補助犬情報センターの事務局長、橋爪智子です。私はこの出来事の原因は、“正しく知らない”からであり、社会の縮図のように感じました。 補助犬に関わり始めて15年になります。私は、日本補助犬情報センターの活動を通して、補助犬(盲導犬、介助犬及び聴導犬)に関する、“正しく知らない”ことが招いた悲しい出来事、不安を解消する役割を果たしてきました。

1、“正しく知らない”から発生した出来事:同伴拒否

2002年5月、「身体障害者補助犬法」(以下、補助犬法)が成立。公共施設や、不特定多数の者が利用する施設で、補助犬の同伴を拒んではならないと定められました。しかし、2015年時点で、補助犬の同伴を拒否されたことのある人の割合は、66.0%にまで上ります(※3)。 こうした状況の中で日本補助犬情報センターは、補助犬に関する情報を正しく伝えるためのハンドブック、YouTube動画などを作成してきました。また、補助犬ユーザーから同伴拒否の相談を受ける度、可能な限りその事業者を訪ね、または電話をし、第三者の立場からアドバイスを重ねています。いろんな所に出かけ実際にお会いしてお話しすることで、信頼関係を築いて行くことを大切にしています。

関東在住の聴導犬ユーザーは、こうした日本補助犬情報センターの活動をこう表現してくださいました。 「ユーザーの立場だったらどうしても一方的な面からしか物事が見えない。第三者というクッションがないと、どうしてもぶつかってしまう。日本補助犬情報センターさんが、お店の立場はこうで、ユーザーの立場はこうって、お互いに交換してくれるので、うまく丸めてくれる。貴重な存在。」

2、“正しく知らない”から発生した不安:海外からの補助犬ユーザー

日本補助犬情報センターでは近年、海外の補助犬ユーザーからの問い合わせが増えています。日本へ旅行に来られる方、移住を考えている方、また、米軍基地でもうすでに生活を始められた方など、相談のパターンは様々です。 海外からの補助犬ユーザーが増えることで直面している、新たな問題があります。日本の補助犬法に該当しない介助犬への対応です。世界共通の盲導犬と聴導犬とは違い、介助犬の定義やルールは世界各国で様々。日本での介助犬は、手や足に障害がある人のサポートに限られています。一方、海外では、精神的なサポートを行う介助犬なども存在します。

日本の法律に該当しない介助犬のユーザーは、介助犬と一緒には日本の公共施設などの利用が出来ないということになります。日本補助犬情報センターはこのような介助犬ユーザーに対し、日本の法律を伝えた上で、レンタカー使用の提案や、ペット利用可能な施設を探す方法を提供しています。 「こういうところで(情報を)探したらわかるよ」ということをお伝えすると、それでだけで十分、『旅行できました』『滞在できました』というご報告をいただけます。正しい情報は何なのか、その人に必要な情報は何なのかを、適切にお伝え出来るよう、心がけています。

3、ユーザーさんと場所をつなぐ「ハブ」になりたい

日本補助犬情報センターは、この4月から新職員を迎え事務局2名体制の小さな組織力。その中でも、“正しく知る”人を一人でも増やすため、とにかく人との出会い、つながりを大切にしています。 ユーザーさん達の声を届けること、ユーザーさん達といろんな場所を繋ぐ『ハブ』のような存在となり、様々な立場の人たちをつないでいくことを目標としています。

補助犬法が制定されて15年。現状では残念ながら、補助犬法を知らない人の割合が64%だという数字があります(※4)。“正しく知る”人のネットワークを広く、大きくしていくために、日本補助犬情報センターは、市民一人一人の協力を必要としています。

※1 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課 (2008)「平成18年身体障害児・者実態調査結果」, http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/shintai/06/dl/01.pdf ※2 岡正彦(2013)「音声による移動情報取得支援システムの研究開発(112302006) 」(ICTイノベーションフォーラム2013発表資料), http://www.soumu.go.jp/main_content/000256450.pdf

※3 特定非営利活動法人日本補助犬情報センター(2016)「補助犬受入実態の把握および阻害要因の調査(補助犬ユーザーアンケート調査編)」, http://www.jsdrc.jp/doc-manual/2016-hojoken-ukeire-chosa-user-01b.pdf ※4 松中久美子・甲田菜穂子 2012 一般成人の身体障害者補助犬法の周知と補助犬の受け入れ-補助犬法改正後の共存意識について- 日本心理学会 第76回大会発表論文集

プロジェクトオーナー
日本補助犬情報センター

【全国の補助犬ユーザー&補助犬たちが、安心して活躍できる社会を目指して】
日本で唯一「身体障害者補助犬に関する様々な情報提供・相談業務や調査研究・アドボカシー活動」を専門に行う団体です。「補助犬」という切り口から、障害者理解やUD(ユニバーサルデザイン)情報を発信しています。

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支援内訳

  • 支援総額

    47,000

  • このサイトで集まった支援

    47,000

  • その他の支援

    0